本~腰痛は怒りである~
腰痛が限界に達したため、ネットで評判良かったこちらを購入。
前半は従来の治療法の無意味さをひたすら論じて、蔓延している腰痛神話を解き明かす内容。
後半はこの本の核となるTMS理論。人々は日々抱える精神的ストレス・怒りのスケープゴートとして腰痛を意識する、つまり腰痛は思い込みでしかない。
ってのこの本の簡単な構成。(読んだのだいぶ前なので間違ってたらすみません)
結局、じゃあこの本が読者に何をもたらすかっていうと、
腰痛神話の洗脳を解き、同時に腰痛なんてないんだよっていう新たな洗脳。かと。
~~~をすれば治るみたいな健康療法ではなく、自己啓発に近い内容。病は気からなんて言うけど、それを腰痛に当てはめて理論化したような本かな。
だから急性的な腰痛に悩んでる人にとってはあまりというか、意味がない本。慢性腰痛患者向け。
あんまり詳細な内容書きすぎると著作権的な問題もありそうだから書けないけど、
これを読んでから腰痛に対する気の持ちようが変わったのは自分の中でプラスになった。
今でも、運動したあととかに腰いてえなあと思うことがあっても「俺腰悪いからなあ・・・」から「まあ単なる筋肉痛だしすぐに良くなるだろ」って思う(思い込む)ことによって数日でこれまで通りに動かせてる。
少しでも腰が気になる人がいたら単純に本としてまあまあ面白いんでおすすめです。